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新NISAはどこの証券会社で始める?主要ネット証券5社を条件別に比較【2026年版】

最終更新日: データ基準日:2026年9月29日 執筆:編集部

この記事の結論 新NISAの口座は、普段使っているポイントとクレジットカードで選ぶのが基本です。主要ネット証券5社は、NISAでの国内株・米国株・投資信託の売買手数料がいずれも0円なので、差がつくのは「クレカ積立のポイント」「米国株を買うときの為替手数料」「1株単位で買えるか」の3点です。楽天ポイントなら楽天証券、Vポイント(三井住友カード)ならSBI証券、dポイントならマネックス証券、Pontaポイント・三菱UFJカードなら三菱UFJ eスマート証券、JCBカードなら松井証券が第一候補になります。


新NISAの口座はどの証券会社で開くべき?条件別の答え

新NISAの口座選びは、次の表の「あなたの条件」に当てはまる行から決めると失敗しにくくなります。

あなたの条件第一候補理由
楽天ポイントを貯めている・楽天カードを持っている楽天証券楽天カードのクレカ積立で0.5〜2.0%の楽天ポイントが貯まる
Vポイントを貯めている・三井住友カードを持っているSBI証券三井住友カードのクレカ積立で、カードの年間利用額に応じて0〜4.0%のVポイントが貯まる
dポイントを貯めている・ドコモユーザーマネックス証券dカード GOLDなら、NISAのクレカ積立が一律1.1%
Pontaポイントを貯めている・au PAYカードや三菱UFJカードを持っている三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)三菱UFJカード(ゴールド・プラチナ)で1.1%、au PAY ゴールドカードで1.0%
JCBカードを持っている松井証券JCBカードのクレカ積立で最大1.0%(月のショッピング利用額の条件あり)
NISAで米国株を多く買いたいSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券円をドルに替えるときの為替手数料が0銭。三菱UFJ eスマート証券はNISAでは円貨決済のみで1ドルあたり20銭かかる
日本株を1株から少しずつ買いたいSBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券4社は1株単位の取引サービスがある。松井証券は単元未満株の売却のみ受け付けており、1株単位で新規に買うことはできない

出典:各社公式サイト(2026年9月29〜30日確認)。各社の数値は、本記事の「NISAの手数料と取扱商品を5社で比較」「クレカ積立のポイント還元率を5社で比較」の表にまとめています。


NISA口座は1人1つ。後悔しないための証券会社の選び方

NISA口座は1人1つしか開けないため、「ポイント」「買いたい商品」「コスト」「セキュリティ」の4つの基準で選ぶと後悔しにくくなります。NISA口座を開く金融機関は年単位で変更できますが、手続きに時間がかかり、変更する年にすでにNISAで買付をしていると、その年は変更できません(金融庁「NISA特設ウェブサイト」)。

  1. ポイント(クレカ積立):つみたて投資枠で毎月積み立てるなら、差が最も大きく出る基準です。すでに持っているカードや、貯めているポイントに合わせます。
  2. 買いたい商品:投資信託だけなら5社とも十分な本数があります。米国株や日本株の1株単位の取引もしたい場合は、対応サービスを確認します。
  3. コスト:NISAでの売買手数料は5社とも0円です。米国株は為替手数料に差があります。
  4. セキュリティ:2025年に証券口座の不正アクセス被害が相次いだことを受け、5社とも2026年にパスキー認証の必須化を進めています。不正被害の補償方針は会社ごとに異なります。

NISAの手数料と取扱商品を5社で比較

NISAでの売買手数料は5社とも0円のため、手数料で差はつきません。違いが出るのは、投資信託の本数、米国株の銘柄数、1株単位の取引サービスです。

項目SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券
NISAの売買手数料(国内株・米国株・投信)0円0円0円(米国株の現地手数料は別)0円(電話取引を除く)0円
つみたて投資枠の対象投信248本285本279本283本251本(2025年3月時点)
成長投資枠の対象投信1,263本1,483本1,315本1,278本1,155本(2025年3月時点)
米国株の取扱銘柄数公式サイトで最新値を確認できず4,496銘柄5,035銘柄5,014銘柄4,000銘柄超(約1,400銘柄を追加し2026年9月末頃から、同社2026年9月18日発表)
米国株の最低取引単位1株1株1株1株1株
日本株の1株単位の取引S株(ネットは売買手数料無料)かぶミニ(寄付取引は手数料無料、リアルタイム取引はスプレッド0.22%)ワン株(買付無料、NISAでの売却無料)売却のみ(新規の買付は不可)プチ株(手数料無料)
投資信託の最低積立額100円100円100円100円(二次情報)100円

出典:NISA売買手数料・最低取引単位・1株単位の取引は各社公式サイト。投信本数と米国株銘柄数(楽天・マネックス・松井)はYahoo!ファイナンス「証券会社カタログ」(2026年8〜9月更新)。三菱UFJ eスマート証券の米国株銘柄数は同社公式サイト。いずれも2026年9月29日確認。


クレカ積立のポイント還元率を5社で比較

カードのランクだけで決まる通常の還元率(特典・キャンペーン除く、2026年9月29日時点)で最も高いのは、楽天証券×楽天カード ブラックの2.0%です。年間のカード利用額の条件を満たせば、SBI証券×三井住友カード Visa Infinite(最大4.0%)やプラチナプリファード(最大3.0%)がさらに高くなります。クレカ積立とは、投資信託の積立代金をクレジットカードで支払い、支払額に応じてポイントを受け取るしくみです。5社とも積立の上限は月10万円で、還元率はカードの種類や、カードのショッピング利用額によって変わります。

証券会社対応カード貯まるポイントNISAでのクレカ積立の還元率(通常時)主な条件
SBI証券三井住友カードVポイント一般(NL)最大0.5%/ゴールド(NL)最大1.0%/プラチナプリファード最大3.0%/Visa Infinite最大4.0%カードの年間利用額で還元率が決まる(積立額は利用額に含まれない)
楽天証券楽天カード楽天ポイント一般0.5%/ゴールド0.75%/プレミアム1.0%/ブラック2.0%代行手数料が年0.4%未満のファンドの場合
マネックス証券dカードdポイントdカード GOLD:一律1.1%/dカード:積立額に応じた段階制(5万円以下の部分1.1%など)dカード PLATINUMは入会初年度3.1%、2年目以降は利用額の条件あり
松井証券JCBカードJ-POINTゴールド・プレミアム系カード最大1.0%(月のショッピング利用額5万円未満は0.5%)/一般カード最大0.5%(5万円未満は付与なし)月のカードショッピング利用額で還元率が決まる
三菱UFJ eスマート証券三菱UFJカード/au PAYカードグローバルポイント/Pontaポイント三菱UFJカード0.55%、ゴールド・プラチナ1.1%/au PAYカード0.5%、au PAY ゴールドカード1.0%三菱UFJカードは特典条件を満たすと、ゴールド最大2.0%・プラチナ最大7.0%

出典:各社・各カード会社の公式サイト(2026年9月29日確認)。

今後の改定予定:マネックスカードは2026年10月買付分から、dカード PLATINUMは2027年1月買付分から条件が変わる予定です。楽天カード ブラックは2027年1月積立分から、前年の年間ショッピング利用額が400万円以上なら3.2%、400万円未満なら2.0%になる予定です(楽天証券公式サイト)。改定後の内容は本記事でも更新します。


NISAで米国株と投資信託の両方を買うなら?

NISAで米国株と投資信託の両方を買うなら、円からドルへの為替手数料が0銭のSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券の4社が候補で、米国株の銘柄数と投資信託の本数がどちらも多い証券会社が向いています。米国株は、円をドルに替えて買う「外貨決済」と、円のまま買う「円貨決済」で為替手数料が変わります。

出典:各社公式サイト(2026年9月29日確認)。スプレッド(為替の売値と買値の差)は別途かかる場合があります。


証券会社のセキュリティと不正被害の補償を比較

5社とも2026年にログイン時のパスキー認証を必須化(または段階的に必須化)しています。不正被害の補償は、2025年5月に日本証券業協会と5社を含む10社が「約款にかかわらず一定の補償を行う」と申し合わせましたが、補償の方法は会社ごとに異なります。

証券会社パスキー認証不正被害の補償方針
SBI証券2026年6月30日から原則必須被害額の最大50%を補償し、見舞金1万円(報道による)
楽天証券2026年6月以降、段階的に必須化被害額の50%を基本に補償し、売買手数料を全額返金、見舞金1万円
マネックス証券2026年6月30日から順次必須化補償の割合は公式サイトで確認できず
松井証券2026年6月から順次必須化2025年9月29日以降は個別に判断(パスキー未登録の場合は補償しない可能性あり)
三菱UFJ eスマート証券2026年7月1日から段階的に必須化個別の事情に応じて、原状回復を含めて対応

出典:各社公式サイト、日本証券業協会(2025年5月2日)、ITmedia NEWS(2025年7月29日、SBI証券の補償方針に関する報道)。補償の対象や条件は各社の公式ページで確認してください。


楽天証券とSBI証券、新NISAはどっちで始めるべき?

楽天ポイントを貯めているなら楽天証券、Vポイントを貯めているか三井住友カードを持っているならSBI証券が向いています。両社とも、NISAの売買手数料は0円、投資信託の最低積立額は100円、米国株は1株から買えるため、主な違いはクレカ積立で貯まるポイントと還元率の決まり方です。

楽天ポイントもVポイントも特に貯めていない場合は、日常の買い物でより多く使うカードに合わせて選ぶと、ポイントを効率よく貯められます。


主要ネット証券5社の特徴

5社の違いは、クレカ積立の対象カードと、米国株・1株単位の取引サービスに表れます。


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よくある質問

Q. 新NISAで毎月3万円の積立と、個別株の両方をやりたい場合はどこがいい? A. 積立はクレカ積立のポイントで、個別株は1株単位の取引サービスの有無で選ぶのが基本です。SBI証券(S株)、楽天証券(かぶミニ)、マネックス証券(ワン株)、三菱UFJ eスマート証券(プチ株)は、どちらにも対応しています。

Q. NISA口座は後から別の証券会社に移せる? A. 年単位で金融機関を変更できます。ただし、変更する年にすでにNISAで買付をしていると、その年は変更できません。また、それまでに買った商品は移せず、元の口座で保有を続けることになります。

Q. 新NISAの売買手数料が無料なのはどの証券会社? A. SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券の5社は、いずれもNISAでの国内株・米国株・投資信託の売買手数料が0円です(2026年9月29日時点)。米国株は為替手数料が別にかかる場合があります。

Q. クレカ積立の還元率が一番高いのはどこ? A. 2026年9月29日時点の通常の還元率(期間限定の特典を除く)で、条件を満たした場合の最大値では、三菱UFJ eスマート証券の三菱UFJカード プラチナ(最大7.0%)や、SBI証券の三井住友カード Visa Infinite(最大4.0%)が高水準ですが、いずれも年間カード利用額などの条件があります。カードのランクだけで決まるものでは、楽天カード ブラックの2.0%、dカード GOLDと三菱UFJカード ゴールドの1.1%などがあります。年会費や利用条件を含めると、普段使うカードで選ぶのが現実的です。

Q. 投資初心者でも、ネット証券で問題ない? A. NISAで投資信託を積み立てるだけなら、売買手数料が0円でクレカ積立のポイントも貯まるネット証券が使いやすい選択肢です。対面で相談しながら進めたい場合は、対面の証券会社や銀行も選択肢になります。


この記事の根拠・評価基準

本記事では、NISAの口座選びで差が出る4つの基準(クレカ積立のポイント、取扱商品、コスト、セキュリティ)について、各社の公式サイトの情報を同じ時期(2026年9月29〜30日)に確認して比較しました。特定の証券会社から費用を受け取って評価を変えることはありません。公式サイトで確認できなかった項目は、推測で埋めずに「確認できず」と表記しています。

出典一覧

※各データの個別URLと確認日は、データ台帳(D-SEC-001〜056以降)で管理しています。

更新履歴


本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記載の情報は基準日時点のものです。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。投資にはリスクがあり、元本を下回る可能性があります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。